服の背面は、コレクションレポートやルック写真のほとんど、ストリートスナップや姿見において場所を持たず、死角に位置している。
なので今、こうした状況に対して、いや、こうした状況を転用し、背面に息が通う別の状況を設立してみる。
配置の慣わしが固まってできた相互的な規定関係がずれて換気がおこると、新しい目が典型をとらえ、身体の向きが変わると同時に
意味もまた転じれば、第一印象は思いがけず書き換えられる。場と服で、その束の間を試みた。
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